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2002 年度 実績報告書

地学教育における次世代高速インターネットの活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14580293
研究機関広島大学

研究代表者

林 武広  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50116646)

研究分担者 磯崎 哲夫  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (90243534)
山崎 博史  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (70294494)
鈴木 盛久  広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10033888)
匹田 篤  広島大学, 大学情報サービス室, 助手 (50335642)
北川 隆司  広島大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70112167)
キーワードインターネット / ブロードバンド / 双方向通信 / ムービー / コンテンツ / 地学教育
研究概要

本研究はブロードバンド等,普及が進みつつある高速インターネットを地学教育に活用するために有効な方法と教育用コンテンツの開発を目的とするものである。3年間の研究期間の初年度にあたる本年度は,まず,本研究の具体的な方向性を明確化するため,研究代表者が地学教育におけるインターネット活用の核となるマルチメディア活用について,これまでの研究成果を総合的に精査・検討し,その意義と有効性に関する考察と見解を日本地学教育学会誌「地学教育」に発表した(第55巻6号)。引き続き,研究代表者は分担者の鈴木,および,同,山崎と共同で地形・地質学習において有効であり,かつ,インターネットで地域の自然情報を発信するためのコンテンツとしても有望な,3次元地形図・地質図をパソコンで描画するための方法とその活用法を検討・考察し,「地学教育」に発表した(第56巻1号)。また,研究代表者および分担者の匹田は,インターネット双方向通信を活用した効果的な天体学習に関し,広島大学教育学研究科設置の大型天体望遠鏡による天体ビデオ映像のリアルタイムストリーミング送信とTV会議システムを併用するための機器構成と内容の検討を行い,広島県内外の中・高校8校と本格的な授業実践研究を試みた。現在,これら一連の授業実践における生徒の反応やアンケート調査結果を基に双方向天体学習の教育的効果について分担者の磯崎とともに検討を進めている。さらに,本研究費補助金によって新規整備した機器(ビデオカメラ,ムービー編集用コンピュータ,DVDレコーダー)を用い,研究代表者および分担者の匹田が主として天体・気象関連,同,鈴木が岩石・鉱物・地震関連,同,山崎が地質・地層関連,および,同,北川が風化・土砂災害関連についてインターネット用コンテンツ開発のための各種資料収集,ムービー素材撮影および編集作業を現在,続行中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 林 武広: "地学の学習におけるマルチメディア活用の意義と有効性"地学教育(日本地学教育学会誌). 55・6. 245-257 (2002)

  • [文献書誌] 林 武広: "パソコンによる3次元地形図・地質図の描画"地学教育(日本地学教育学会誌). 56・1. 37-45 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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