研究課題/領域番号 |
14580305
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育
|
研究機関 | 神戸市看護大学 |
研究代表者 |
川越 栄子 神戸市看護大学, 看護学部, 助教授 (80285361)
|
研究分担者 |
前田 盛 神戸大学, 医学部, 教授 (50030911)
園城寺 康子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (50057337)
笹島 茂 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (80301464)
玉巻 欣子 神戸大学, 非常勤講師
|
研究期間 (年度) |
2002 – 2004
|
キーワード | 全国医学部 / 全国4年制看護大学 / 英語教育実態調査 / 全国医師 / 英語使用度調査 / 英語教育要望調査 / 医学英語教材調査 / 医学部・看護学部ESP実験授業 |
研究概要 |
I.医学部(80校)、4年制看護系大学(97校)対象の全国調査 A.医学部(回収率66.3%) a.日本医学教育学会の調査(平成7年)との比較項目-1.教員の数(変化なし) 2.単位数(変化なし) 3.ESP(1)「医学英語」(64.8%から86.8%へ増加) (2)「英語論文作成」(22.2%から30.2%へ増加) 4.課外活動(74.1%から84.9%へ増加) b.新項目-1.海外への渡航機会提供(56.6%) 2.外部試験(35.8%)、3.医学に特化した検定試験の必要性-(大半が認める) B.看護学部(回収率58.8%) 1.ESP:(1)「医療英語」(84.2%)、(2)「英語論文作成」(36.8%)、2.課外活動(医学部ほど活発に行われていない) 3.海外への渡航機会提供(49.1%)、4.外部試験(28.6%)、5.看護に特化した検定試験の必要性-(大半が認めている) 6.国際看護についての科目(52.6%) 7.大学院での英語科目設定(33.3%) II.英語使用度、英語教育要望調査(全国の3,165名の医師対象)(回収率37.3%) A.英語の使用状況 「英語論文講読」51.4%-週1回以上 「外国人患者診察」48.8%、「英文手紙・Eメール作成」60.4%、「英文診断書作成」21.6%、「英語論文執筆」30.5%、「英語抄録執筆」40.1%、「英語での学会発表」21.3%-年1回以上 B.医学部での英語教育要望調査 「医学英語語彙」「診療英会話」「英語論文講読」「英語論文執筆」「英語抄録執筆」「英語での学会発表」各項目を大学で教育する「必要がある」と答えた医師は9割を越えた。「英語論文講読」以外では英語の使用頻度は高いとは言えないが、大学英語教育に対する要望は高く、英語教育を充実する事で医師の質を高め、国際的に通用する医学者・医師を増やす事が出来る事は確実である。
|