研究分担者 |
松見 法男 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (40263652)
町 博光 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10116668)
水町 伊佐男 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50056199)
酒井 弘 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (50274030)
中條 和光 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (90197632)
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研究概要 |
1.平成12年に発表された文化庁の「日本語教育のための教員養成について」において提示された新ガイドラインに対する充足度調査結果を統計的に分析し,考察し終えた。その一部を広島大学留学生センター主催の全国から集まった日本語教育研究協力者会議で報告し,さらにその結果の一部を本学教育学研究科リサーチオフィス報告書として平成16年3月に発表した。 2.上記の調査結果,新ガイドラインに対する対応度によって教員養成大学を持っている大学は4つのグループに分けられることが判明した。それに基づいて,新ガイドラインを根本的に見直し,改訂版を作成した。上記ガイドラインを再編成し,項目毎に具体的な教育内容とキーワードを列挙した。1と2を含めて,調査結果の概要を平成16年度広島大学教育学研究科リサーチオフィス報告書としてまとめた。 3.VOD教材「日本語教育学」を受講学生に授業中及び課外で視聴させ,その教育効果・学習者の学習意欲・教材評価に与える影響を測定した。 4.日本語のVOD教材『ビデオで学ぶ「日本語の動詞」』『ビデオで学ぶ「私の食生活」』を作成し,ホームページ上で公開した。同じく,VOD教材『聴解:日本の生活「私の年中行事」』を作成し,ブラウジング版として,平成16年度に利用者認証の上利用できるように準備中である。 5.新たな日本語教員養成カリキュラムに対応し,且つネットワーク上での配信が可能な言語学授業教材を作成するために,特に神経言語学や心理言語学の分野で研究交流を実施して先端的な研究情報を収集した。それを元に作成した教材を広島大学日本語教育研究界第2回例会で発表した。
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