研究課題/領域番号 |
14580349
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
統計科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
景山 三平 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (70033892)
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研究分担者 |
桑田 正秀 広島大学, 総合科学部, 教授 (10144891)
藤越 康祝 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (40033849)
藤原 良叔 筑波大学, 社会工学系, 教授 (30165443)
神保 雅一 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (50103049)
三嶋 美和子 岐阜大学, 総合情報メディアセンター, 助教授 (00283284)
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研究期間 (年度) |
2002 – 2004
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キーワード | 実験計画法 / ブロックデザイン / 構成法 / BIBD / PBIBD / 分解可能性 / 組分け型ブロック計画 / 巣型デザイン |
研究概要 |
本研究は3年計画で実施した。活動概要は以下の通りである。実験計画法の諸問題に関して得られた研究結果について、国内では、岐阜大学、慶応義塾大学、千葉大学、筑波大学、ポーランド共和国大使館、名城大学、富士大学、明星大学、島根大学、京都大学、北海道大学、白浜、伊勢での研究会等に参加し、積極的で有意義な情報交換と研究発表を実施した。国外では、オーストラリアのニューキャッスル大学で開催された組合せ論国際会議、ポーランドのベンデレボで開催の線形統計モデルに関する国際会議、アメリカ合衆国のポートランドで開催の統計学・組合せ論国際会議、中国桂林の広西師範大学で開催の統計的推測に関する国際会議、ニュージーランドのタウポ市で開催の組合せ論等に関する国際会議での講演及び情報交換を行うと共に、得られた研究結果について多くの参加者と直接的で有益な議論を行った。 各分担者がそれぞれの分担課題について全体の研究テーマを見据えながら研究を遂行し、景山が全体の調整を行った。統一構成理論構築ための基礎的研究は十分に実施できたと総括している。それらの(景山を中心とした)研究結果の概要は以下の通り。 1.ある種の組分けデザイン、比較実験のためのダイヤレルクロス計画、矩形デザイン、定差族、ブロックサイズ4・指数3のフレイムについて、いくつかの構成法を与えた。 2.釣合い型不完備ブロック計画のパラメータによる特徴づけを網羅的に行った。 3.ブロックデザインの釣合い型性質の概念に関する多くの用語を統一する表記を提案した。 4.釣合い巣型デザインと均斉配列、種々の分解可能計画の組合せ構造を明らかにし、その構成法を与えた。 5.釣合い型不完備ブロック計画の加法構造やラージ集合の性質を明確化した。
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