• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2003 年度 実績報告書

書き換え可能なLSIを用いた超高速パーソナルアクセラレータシステムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 14580359
研究機関筑波大学

研究代表者

丸山 勉  筑波大学, 機能工学系, 助教授 (00292532)

キーワードFPGA / ハードウェアコンパイラ / アクセラレータ / 書き換え
研究概要

本年度は、昨年度に続き、最新のFPGAボードのホストコンピュータとなるパーソナルコンピュータの購入を行い、さらに、最新のFPGA開発用CADも購入し、これらのシステムを用いて以下の研究/開発を行った。
まず、C言語で記述されたプログラムから、それに対応する回路(ハードウェア記述言語で記述されたもの)を生成するハードウェアコンパイラに関しては、より効率的な処理を実現するために、ユーザが、配列データの各メモリバンクへの割り当ての指定、および、複数のハードウェアユニットによるループ部分の並列処理を行なうための記法の導入の検討を行なった。また、パイプライン処理に関しては、パイプライン上を流れるデータのタイミングを明示的に制御するための記法の検討を行なった。
ハードウェアライブラリに関しては、これまで設計/評価を行って来た画像処理(相互相関関数の高速計算)、セルラーオートマトン(並列/パイプライン処理ライブラリ)等の回路の評価/改良をより進め、その基本となる回路のライブラリ化を行った。画像処理に関しては、PIV (Particle Image Velocimetry法)のリアルタイム処理の研究を進め、2次元相互相関関数の高速計算方式の確立を行ない、国際学会(International Conference on Field-Programmable Logic and Applications 2003)において発表を行なった。さらに、ステレオビジョンのリアルタイム処理に関する研究を進め、1次元相互相関関数の高速計算方式の確立を行ない、国際学会(同上)にて発表を行った。セルラーオートマトンシステムにおける並列/パイプライン処理のライブラリに関しては、3次元の、セルラーオートマトンの高速計算方式の確立を行ない、この方式に関して、国際学会(同上)にて発表を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 小堀, 丸山: "A High Speed Computation System for 3D FCHC Lattice Gas with FPGA"13th International Conference on Field-Programmable Logic and Applications. 755-765 (2003)

  • [文献書誌] 宮島, 丸山: "A Real-time Stereo Vision System with FPGA"13th International Conference on Field-Programmable Logic and Applications. 448-457 (2003)

  • [文献書誌] 藤原, 藤本, 丸山: "A Real-time Visualization System for PIV"13th International Conference on Field-Programmable Logic and Applications. 437-447 (2003)

URL: 

公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi