研究概要 |
平成14年度は,擬人化エージェントと人間のインタラクションの設計,マインドマッピング,相耳読心ゲームの設計を行った.枠組みの設計は,代表者の山田が,マインドマッピングの定義,相互読心ゲームの設計は,分担者の山口がそれぞれ分担して行った. この枠組みは,以下の要素から構成された. ●基本マインド ●基本表情 ●マインド遷移規則 ●マインドマッピング ●表情マツピング 人間と擬人化エージェントが観測できるのは,互いに相手の(基本)表情であるため,表情からマインド状態を推定する,マインドマッピングの学習が相互に必要になる.人間と擬人化エージェントの学習目標は,相手のマインドマッピングである.よって,それを通じてお互いが相手のマインドマッピングを学習できるインタラクションの設計を行い,PC上に実装した.また,被験者実験により,相互読心ゲームを通して,マインドマッピングの相互学習が実現されることを確認した.
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