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2002 年度 実績報告書

NewsMLエディタ開発を通したオープンソース型産学連携手法の実践的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14580462
研究機関同志社大学

研究代表者

金田 重郎  同志社大学, 総合政策科学研究科, 教授 (90298703)

キーワード産学連携 / XML / XSL / NewsML / オープンソース / 新聞社 / XP / ペアプログラミング
研究概要

本年度の主要な成果は以下の通りである。
1.NewsMLエディタの開発
NewsMLエディタについては、Java Scriptによるプロトタイプを開発し、インターネットで公開した。また、利用している日本発のオープンソースミドルウエアであるBXSについては、一部機能が変更されたため、その対応を修了した。
更に、このNewsMLをサンケイリビング新聞社との共同研究の中で利用し、NewsMLエディタを元にして、リビング新聞社向けを開発した。但し、サンケイリビング新聞社のシステムについては、当初、pLaTeX2eの利用を予定していたが、XSLのフォーマッティング・オブジェクトの仕様が確定し、これにより組み版を行なうツールが登場しているため、組み版部分の見直しを、平成15年度に行なうこととする。
2.Extreme Programmingの実践
上記のサンケイリビング社のプロジェクトにおいては、ペアプログラミングと始めとするXP(eXtreme Programming)の実験を行なった。今年度の経験では、やはり、技術的方法論もさることながら、このようなアジャイルな手法は、担当者のやる気の問題がかなり大きいとの印象を得ている。この点は、更に、新年度において検討を続けたい。
3.その他のテーマ
プログラミング量については、上記の組み版段階を評価対象として、BXS自体がもつXSL-FOP(フォーマッティング・オフジェクトプロセッサ)、pLaTeX2e、市販のXSLフォーマッターの比較を開始した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 金田 重郎: "京都のイベント情報-インターネットで全国へ-"都市研究・京都(大学コンソーシアム京都). 15号(発行予定). (2003)

  • [文献書誌] 井上明, 猪狩淳一, 小山理子, 金田重郎: "オープンソース・ソフトウェア開発を媒介とする産学連携モデル"経営情報学会2002年度秋季全国研究発表大会予稿集2C-4. 280-283 (2002)

  • [文献書誌] 井上明, 猪狩淳一, 小山理子, 金田重郎: "Event Information Inputting and Publishing System developed by Social Science Students using XML & XSLT"Proc. of ISFST2002. (CD-ROM形式). (2002)

  • [文献書誌] 井上明, 金田重郎: "エクストリーム・プログラミング手法を用いた実社会連携型情報教育"私立大学情報教育協会・第10回情報教育方法研究発表会・予稿集C-12. 88-89 (2002)

  • [文献書誌] 井上明, 猪狩淳一, 金田 重郎: "ニュース配信のための国際データフォーマットNewsML:その概要と現状について"情報処理学会・「情報システムと社会環境」研究報告2002-IS-80-1. 1-8 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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