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2002 年度 実績報告書

ランドマーク景観・緑地景観の数理評価モデル

研究課題

研究課題/領域番号 14580468
研究機関筑波大学

研究代表者

大澤 義明  筑波大学, 社会工学系, 教授 (50183760)

研究分担者 古藤 浩  東北芸術工科大学, デザイン工学部, 助教授 (60244985)
栗田 治  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40211891)
キーワード景観 / ランドマーク / 見三の大きさ / 可視 / ポアソン過程 / 校歌 / アポロニウスの円 / ボロノイ図
研究概要

1.原風景で重要な要素であるスカイライン景観と校歌との関係を探った。平面上眺望点から,山頂仰角を算出し,最も大きな仰角となる山頂に関して領域分割を理論的に求めた.そして、関東地方公立高校897校の歌詞を調査し、歌われている山を抽出した。そして、領域分割が校歌分布を8割程度も示すことを実証した。なお、本研究成果は、都市計画学会にて採択された。
2.ランダムに分布する複数のランドマークの可視確率をポアソン過程モデルで理論化した。成果は慶応大学工学部のテクニカルレポートにて発表した。
3.街路樹の高さと密度と煙突の可視性との関係を二次元都市空間上で理論化した。特に、都市内道路がランダムな場合と格子状の場合との可視確率の差異を解析的に明らかにした。
4.土浦市内を対象に、土浦駅前高層開発ビルの可視性を調査した。その結果、市内中間部での可視性が低く逆に駅前と郊外では高く、モデルとの整合性が確認できた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 蓮香 文絵, 大澤 義明: "山の見えの大きさと校歌に謳われる山との関係"日本都市計画学会 第37回学術研究発表論文集. 37. 973-978 (2002)

  • [文献書誌] 栗田 治: "ランダムに分布するランドマークの可視確率に関する数理モデル"慶応大学理工学部テクニカルレポート. 2003-001. (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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