研究実績 A)口述・映像資料の収集 1)アメリカ合衆国アルバカーキーにおいて、ADBC(バターン・コレヒドール防衛者の会)における捕虜、および捕虜の女性家族の聴取り2)捕虜の慰霊祭・ビルマ慰霊祭(「烈」砲団)参与観察・法務死者慰霊祭参与観察・ビルマ戦線(菊部隊ほか)高野山慰霊祭に参与観察、および元軍人・捕虜関係者に面談・口述資料調査3)タイメン鉄道鉄輸会の最終慰霊祭に参与観察4)チャンギー遺族慰霊祭参5)タイメン鉄道捕虜・捕虜の妻の面談(英国スコットランドの捕虜当該者死亡のため別の方を検討中) B)過去の資料・映像資料の整理を継続して行った C)シェフィールド大学東アジア学司書ジル・ゴダード氏を招聘し専門的知識の提供を受けた。 *英国映画におけるジェンダーイメージに関する調査及び捕虜・タイメン鉄道に関する調査 *英国新聞メディアにおける日本報道に関する調査のサポート D)タイメン鉄道研究に関して、3月20-30日までタイメン鉄道・シンガポール在住調査 F)日本オーラルヒストリー学会設立・開催。「戦争の記憶」分科会コーディネーター 御茶ノ水ジェンダースタディーセンター李小江教授の夜間セミナー「口述史」植民地の記憶・コメンテイター 御茶ノ水ジェンダースタディーセンタープロジェクトに招聘される、論文を発表、討論する機会を得た。 G)6)インドデリー大学タンカ教授、英国帝国戦争博物館と交流計画の研究打ち合わせを行い、第二次大戦時の植民地に関する記録を共同研究という形で行う可能性があることがわかった。
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