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2002 年度 実績報告書

NPOと企業の戦略的協働-知識ネットワーキング・パースペクティブに基づく実証研究-

研究課題

研究課題/領域番号 14597001
研究機関北海道大学

研究代表者

小島 廣光  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80093029)

研究分担者 岩田 智  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00232679)
寺本 義也  早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (30062178)
金井 一頼  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50142831)
谷口 勇仁  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (60313970)
平本 健太  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (00238388)
キーワードNPO / 企業 / 戦略的協働 / 知識ネットワーキング
研究概要

「NPOと企業の戦略的協働-知識ネットワーキング・パースペクティブに基づく実証研究-」に関連するこれまでの文献ならびに各種資料を,各自の専門領域の立場から多面的にサーベイした。本研究に密接に関連する具体的な学問領域としては,組織間関係論,資源依存パースペクティブ,知識ネットワーキング,取引コスト理論,ゲーム理論,エージェンシー理論,情報ネットワーク理論などである。サーベイの結果にもとづいて,NPOと企業の戦略的協働に関する試論的な理論的枠組を演繹的に導出した。
この理論的枠組は,(1)協働が展開される場はいかなるものか,(2)協働すべき特定のテーマ(問題)は,いかにして認識・定義されるのか,(3)協働のテーマ(問題)に関する複数の解決策は,いかにして生成・特定化されるのか,(4)解決策の選択としての決定・正当化は,いかにして行われるのか,(5)決定・正当化された解決策は,いかにして実行されるのか等を解明するためのものである。
同時に,研究代表者と研究分担者は,アクション・リサーチや参与観察を行う対象NPOと企業の選定も並行して進めた。具体的には,各自1ないし2組織(NPOと企業)を分担して予備調査を行い,上記の理論的枠組を確認するとともに一層の洗練化を行った。さらに予備調査を通して,インタビュー項目(半構造化インタビューの質問項目)の特定化を試みた。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 平本健太: "情報システムの活用と競争優位-我が国製造業および非製造業を対象とする実証分析-"経済学研究(北海道大学). 52巻・4号. 59-78 (2003)

  • [文献書誌] 岡田美弥子: "マンガビジネスの国際展開における課題"経済学研究(北海道大学). 52巻・4号. 79-90 (2003)

  • [文献書誌] 谷口勇仁(高岡伸行と共著): "ステークホルダーモデルの脱構築"日本経営学会誌. 9号. 14-25 (2003)

  • [文献書誌] 小島廣光: "改訂・政策の窓モデルによるNPO法立法過程の分析"経済学研究(北海道大学). 52巻・2号. 1-39 (2003)

  • [文献書誌] 小島廣光: "NPO法成立過程-改訂・政策の窓モデルによる分析-"知識国家論序説(野中郁次郎・泉田裕彦・永田晃也共編著,東洋経済新報社の第7章分担執筆). 233-276 (2003)

  • [文献書誌] 小島廣光: "政策形成とNPO法-問題,政策,そして政治"有斐閣. 380 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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