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2002 年度 実績報告書

自然地保全NPOの動向とその発展方向に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14597002
研究機関東京農工大学

研究代表者

土屋 俊幸  東京農工大学, 農学部, 助教授 (50271846)

研究分担者 山本 信次  岩手大学, 農学部, 助手 (80292176)
キーワード自然地保全NPO / ランド・トラスト / マサチューセッツ州
研究概要

今年度は、次年度の国内における聞き取り調査団体を絞り込むために、様々な形態の自然地保全NPOのリスト・アップを行い、その類型化のための基礎作業を行った。
また、実態調査として、国内における自然地保全NPOの一つの典型例である阿蘇グリーンストックについて、現地での聞き取り調査を行い、現時点での活動の方向性を把握した。
また、アメリカ合衆国マサチューセッツ州において、自然地保全NPOの典型であるランド・トラストなどについて、現地聞き取り調査を行い、その活動の実態を把握した。調査団体は、ニューイングランド全域で自然地の所有権取得、開発権取得を積極的に行い、管理地の木材生産を含めた経営にも意欲的なNew England Forestry Foundation、西マサチューセッツのパイオニア谷地域で、自らは土地取得は行わず、土地取得の斡旋、土地情報の提供、保全活動の助言など自然地保全運動の支援をもっぱら行うValley Land Fund、西マサチューセッツで活動するランド・トラストの緩い連合外であるWestern Massachusetts Land Trusts Group、著名海浜保養地であるケープ・コッド地方におけるランド・トラストのネットワーク組織として強力な支援活動を行うThe Compact of Cape Cod Land Trusts、大都市ボストン近郊の中河川チャールズ川流域でランド・トラストも含めた環境保全団体の協働を推し進めるCharles River Watershed Associationである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 山本 信次: "森林と人との多様な関係の再構築を目指して -参加と分権に基づく森林管理-"国民と森林. 83. 7-9 (2003)

  • [文献書誌] 山本 信次: "森林ボランティアのちから"別冊 太陽. 117. 98-99 (2002)

  • [文献書誌] 土屋俊幸 (共著): "日本林業の構造変化と再編過程-2000年林業センサス分析-"農林統計協会. 237 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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