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2004 年度 実績報告書

保健・福祉・看護の非営利・共同組織の人材育成・運営に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14597007
研究機関静岡県立大学

研究代表者

松田 正己  静岡県立大学, 看護学部, 教授 (90295551)

研究分担者 奥野 ひろみ  静岡県立大学, 看護学部, 講師 (60305498)
鈴木 千智  日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 講師 (10263675)
深江 久代  静岡県立大学短期大学部, 教授 (30300172)
三輪 眞知子  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (10320996)
キーワード保健 / 福祉 / 看護 / 非営利 / 共同組織 / 運営 / 人材育成 / 国際情報交換
研究概要

1.精神保健分野の非営利組織の運営方法・人材育成の指針の作成
精神分裂病の先駆的な民間の社会復帰施設である「やどかりの里」(さいたま市)を対象に、精神保健分野の非営利組織の運営、人材育成について、日常的な活動の指針案としてまとめる準備を行った。
2.難病の地域ケアにおける非営利組織の運営方法・人材育成のテキスト作成
難病の先駆的非営利組織、並びに、東京地域ケア研究会の活動資料を分析・整理し、難病分野の非営利組織のあり方、運営方法、人材育成について、テキストの案を作成する準備を行った。
3.結核・エイズの非営利組織の運営方法・人材育成の研究
日本の結核対策の非営利組織である、結核予防会の結核予防婦人会を対象とした全国調査の結果をまとめた。また、国際的な人材育成の運営方法を整理・分析する準備を行った。
4.英国・米国におけるエイズ・ホスピスにおける非営利組織の運営方法の研究
エイズの国際研修、米国の非営利組織MSHのタイ国で実施した人材育成、非営利組織の運営方法を、英国の状況と、日本の当該分野における非営利組織の運営方法と比較検討する準備を行った。6月には英国で非営利組織の関係者の聞き取りを行った。
5.静岡県等における保健・福祉・看護領域の非営利組織の運営方法・人材育成改善のアクション・リサーチ
これらの知見を生かし、静岡県内で障害者の関係20団体よりなる、障害関連の非営利組織の運営方法、人材育成の改善にアクション・リサーチとして取り組み、難病の当事者集団の非営利組織の運営方法の改善を、静岡難病地域ケア研究会を対象にアクション・リサーチとしてまとめた。特に、難病の地域ケアについて、公開フォーラムを2回(6月、3月)、対策懇話会を2回実施した。また、ネパール等の海外における看護分野の非営利組織の運営方法・人材育成の改善についてまとめる準備を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 結核予防婦人会の全国調査より2004

    • 著者名/発表者名
      松田正己
    • 雑誌名

      健康の輪 80

      ページ: 4-5

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] Nongovernmental organizations in Japan and the Hermit Crabs Home mental health project2004

    • 著者名/発表者名
      Masami MATSUDA, Geoffrey Hunt
    • 雑誌名

      Nursing ethics 11・2

      ページ: 203-204

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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