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2002 年度 実績報告書

建設分野における第三者評価ならびにその実施機関の海外における実情調査

研究課題

研究課題/領域番号 14605012
研究機関名古屋大学

研究代表者

田辺 忠顕  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (50144118)

研究分担者 梅原 秀哲  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (70151933)
六郷 恵哲  岐阜大学, 工学部, 教授 (40127155)
町田 篤彦  埼玉大学, 工学部, 教授 (50008869)
キーワード第3者機関 / 建設事業 / 技術評価 / リスクマネジメント / 環境負荷低減 / inspecting
研究概要

交付申請書にも述べた様に本研究は、建設事業における当事者以外の第三者機関が如何に有効に活用されて、事業のスムースな展開に役に立つか海外の実情を調査することであった。
その為に、名古屋大学はフランスの調査を行った。高速道路A28事業が、ツール、アロンソン、ルアン間で数年の間住民の反対運動で中止しておることに事例を取り、事業者当局が解決を図るためにどのような努力しているか、また其れを行う制度的なシステムは何かの調査を行った。フランス政府を始め、高速道路会社、反対住民、民意調査官などと幾多のインタビューを行い第三者機関が多くの場面で重要な役割を持っており、おおよそのそれらのシステムの解明を図ることが出来た。
米国については、埼玉大学グループがピッツバーグ近辺のMon-Fayette高速道路における事例を取り上げた。この高速道路も住民の反対運動で数年間やはり中止していたがこのところ工事開始になったところである。調査のために米国に出向き多くのインタビューを行い成果を挙げることが出来た。
岐阜大学は、スイスとドイツの第二者評価の実体を技術評価システムとして、inspecting engineerシステムの実体を調査した。
名古屋工業大学グループは、岐阜大と同様に第三者評価、特にinspectingシステムの面から実情調査を行い、多くの成果を挙げることが出来た。
これらの調査結果は、JCI中部支部技術評価・支援機構が開催するシンポジウムで最初の公表がなされ、報告書としてまとめられる予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] TANABE Tada-aki, SUGLYAMA Ikuo, ROKUGO Keitetu: "New JSCE Code for Environmental Impact Reduction in Structural Design"IABSE SYMPOSIUM MELBOURNE REPORT. Vol.86. 50-51 (2002)

  • [文献書誌] 環境荷低減型土木構造計画および施工法の基礎調査研究委員会: "環境負荷低減型構造設計ガイドライン"(社)土木学会. 139 (2001)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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