研究課題/領域番号 |
14608026
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
林 しん治 横浜市立大学, 大学院・総合理学研究科, 教授 (20076996)
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研究分担者 |
川戸 佳 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (50169736)
佐久間 康夫 日本医科大学, 医学部, 教授 (70094307)
河田 光博 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (60112512)
加藤 茂明 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (60204468)
筒井 和義 広島大学, 総合科学部, 教授 (20163842)
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研究期間 (年度) |
2002
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キーワード | ステロイドホルモン / 甲状腺ホルモン / 脳 / シンポジウム / 特定領域研究計画 / 受容体タンパク / 核外作用 |
研究概要 |
ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンなどの脂溶性シグナル分子は、それぞれの受容体タンパクと結合することにより、標的遺伝子におけるmRNA転写の活性化に直接的に関与している。一方、ステロイドホルモンなどの細胞核外における直接的な作用機構の存在も示唆されている。これらの知見は多く細胞培養系で得られたものであるが、同様な機構が脳にも存在していると想定される。ペプチドホルモンなどの水溶性のシグナル分子と異なった機構が存在しているものと考えられる。われわれはこの研究領域で早急に迫求するべき問題点を洗い出し、有効な研究体制を構築する目的で本研究班を組織した。期間中に下記の5シンポジウムの開催に関与した。さらに、新たな特定領域研究班を組織し、文部科学省に対して研究計画を提出した。 1.国際シンポジウム「脳内ステロイドリセプターの今(Present status of steroid receptors in the brain)」2002年7月10日(横浜)。第25回日本神経科学大会(東京)サテライトシンポジウム。日本の演者6名、米国からの演者2名。企画主催:本研究班。 2.シンポジウム「脂溶性メディエーターと受容体研究」2002年10月15日、第75回日本生化学会シンポジウム(京都)。演者15名。企画:加藤茂明他。本研究班共催。 3.シンポジウム「脳の記憶学習を制御するニューロステロイド、変動させる環境ホルモン」2002年10月15日、第75回日本生化学会シンポジウム(京都)。演者7名。企画:川戸佳他、本研究班共催。 4.シンポジウム「性差の表現とその源:脳と行動・環境・社会・文化の窓から考える」2003年3月8日(京都)。演者9名。企画主催:本研究班。 シンポジウム「第三回環境生理シンポジウム」2003年3月23日開催、第80回生理学会大会サテライトシンポジウム(福岡)演者12名。本研究班後援。
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