研究課題/領域番号 |
14651070
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
清水 賢一郎 北海道大学, 言語文化部, 助教授 (90262097)
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研究分担者 |
孫 安石 神奈川大学, 外国語学部, 助教授 (30321954)
川島 真 北海道大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (90301861)
貴志 俊彦 島根県立大学, 総合政策学部, 助教授 (10259567)
野澤 俊敬 北海道大学, 言語文化部, 教授 (60113601)
榎本 泰子 同志社大学, 言語文化教育研究センター, 助教授 (00282509)
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キーワード | 国際研究者交流 / 多国籍 / 東アジア / ラジオ放送史 / メディア史 / 社会史 / 文化政策 |
研究概要 |
1.関連資料の収集調査、関連研究者との研究討論 東アジア・ラジオ放送史に関する一次資料を、分担を決め、「地域割り」と「国際的リンケージ」とをクロスオーバーさせる形で収集調査を実施するとともに、各地でそれぞれ関連専門研究者との研究討論を行った。 (1)国内調査:郵政研究所附属資料館、外務省外交史料館等をはじめ、分担者の各所属大学附属図書館等。 (2)海外調査:ロシア科学アカデミー[モスクワ、サンクトペテルブルグ]およびハイデルベルグ大学中国学究所(清水担当)、韓国政府資料保存所[ソウル](貴志・孫・清水担当)、ブリティッシュコロンビア大学東アジア図書館[バンクーバー](川島担当)、上海市档案館・上海市図書館(孫・榎本担当)等。 2.シンポジウム「東アジアにおけるラジオ・メディア史」の開催 2002年11月に京都の国際日本文化研究センターにおいて表記のシンポジウムを開催した。上記1の海外調査成果報告をはじめ、佐藤卓己同センター助教授のメディア史関連新刊書の合評、山本武利早稲田大学教授と谷川建司氏、陳祖恩上海社会科学院研究員および榎本泰子らによる報告等が行われた。また、来年度以降の共同研究計画(来秋実施予定の国際シンポジウム等)について大筋の合意がなされ、東アジアにおけるラジオ放送史ないしメディア史研究に志す研究者のネットワークが従前に比して格段に拡がったことは特筆すべき成果であった。 3.ホームページの開設準備(試用版公開) 研究情報の発信と共有化を図るべく、ホームページの開設準備を進めた。ただし、サーバの技術的制約その他の問題により現時点では試用版の実験的公開段階であり、今後コンテンツの充実を進める予定である。
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