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2003 年度 実績報告書

手話の言語技能としての評価法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14651098
研究機関中京大学

研究代表者

神田 和幸  中京大学, 教養部, 教授 (70132123)

キーワード手話 / 言語教育 / 手話教育
研究概要

本年度は手話コーパスの収集と整理分類に集中した。
1.既存手話データの購入
手話技能検定試験の対策教材が市販されており、6級から2級のテキスト、過去問題集を購入して検討した結果、うまく編集すれば良い手話資料となることがわかった。ただし市販品はVHSテープであり、画像的に問題があるため、同協会と交渉の結果、研究目的であることを考慮し、特別にマザーデータからDVDへの複写を依頼し、DVDとして購入した。費用の問題もありとりあえず主として初心者向けの物を対象とした。
2.独自手話データの作成
基本例文の日本語表記データを整理し、基本と思われる例文を抽出、その手話データの作成をろう者に依頼して録画編集した。録画方法は正面と側面の2種類を録画した。このデータを単語集のようになるような簡易辞書機能のあるプログラムを作成する必要があり、作成を依頼した。完成は次年度となる予定である。
3.成果発表
国内発表
第31回可視化情報シンポジウムにおいて発表した
4.調査
今後の研究のため、地域における手話の実態調査を実施した。大阪、東京の手話技能検定協会及び専門学校キャリアステーションの協力を得て、手話教育の実態を観察、指導にも参加した。
5.手話教育実態調査
手話技能検定試験受験者の公開データを元に学習実態を分析した。また同試験対策を実施しているキャリアステーション校の受験生のデータ分析を依頼した。同校の合格率が特異的なため、教育方法、カリキュラム等を現在調査中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 神田和幸, 神谷昌明, 木村勉, 片岡由美子: "手話における文法、感情、意図の視覚化"第31回可視化情報シンポジウム 講演論文集. Vol.23. 325-326 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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