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2002 年度 実績報告書

並列分散モンテカルロ法と擬似乱数

研究課題

研究課題/領域番号 14654021
研究機関広島大学

研究代表者

松本 眞  広島大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70231602)

研究分担者 西村 拓士  山形大学, 理学部, 助手 (90333947)
キーワード擬似乱数 / 並列計算 / メルセンヌツイスター / ダイナミッククリエーター / フーリエ変換
研究概要

並列モンテカルロシミュレーションのために、擬似乱数発生器を必要に応じて動的に生成する方法ダイナミック・クリエーターをCプログラムに実装し、ホームページで配布を開始した。実際に使った人の報告の検討を始めた。擬似乱数発生器の初期化において、繰り返し初期化をすると起こる問題点を発見し,その解決法を与えた。この結果については研究分担者西村が、国際ワークショップ「擬似乱数と超一様点集合」(モントリオール大)で招待講演を行った。論文は準備中である。
離散フーリエ変換に基づく擬似乱数の新しい評価法を開発し、それを用いて、従来Cで標準的に用いられてきた擬似乱数発生プログラムrandom()の問題点を明らかにした。具体的には、数枚のコインによるコイン投げギャンブルをシミュレーションしたとき、どんどんお金が儲かる最適手法を求めた。この結果は研究代表者か上記国際ワークショップにて招待講演として発表した。論文は、準備中である。連続フーリエ変換に関する同種の結果を論文にまとめ、松本・西村の共著で出版した。
擬似乱数を用いた、ノイズや改ざんに強い暗号化法の研究に着手した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Makoto Matsumoto, Takuji Nishimura: "Sum-discrepancy test on pseudorandom number generators"Mathematics and Computers in Simulation. 62. 431-432 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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