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2002 年度 実績報告書

連続型大域的最適化に対するメタヒューリスティクス

研究課題

研究課題/領域番号 14655147
研究機関京都大学

研究代表者

福嶋 雅夫  京都大学, 情報学研究科, 教授 (30089114)

研究分担者 山下 信雄  京都大学, 情報学研究科, 助手 (30293898)
キーワードメタヒューリスティクス / 非線形最適化 / 大域的最適化 / シンプレックス法 / アニーリング法 / 遺伝的アルゴリズム
研究概要

連続変数をもつ非凸関数の大域的最適化は非常に困難な問題であり,これまで様々な手法が提案されているが未だ実用上十分といえる段階には達していない.本研究は単体法などの直接探索法を基礎にアニーリング法(焼きなまし法)や遺伝的アルゴリズムなどのメタヒューリスティクスを構築するという,これまであまり考えられていないアイデアを用いることにより,連続型最適化問題に対する実用的な大域的最適化手法の開発を試みるものである.本年度は,直接探索法のなかでも特に単体法(線形計画に対する同名の方法とは別の方法)を基礎として,それをメタヒューリスティクスの一つであるアニーリング法(焼きなまし法)の考え方を効果的に取り入れることにより,非凸関数の大域的最適化のための新しいアルゴリズムを開発した.この研究成果は論文としてまとめ,Optimization Methods and Software誌に掲載されている.さらに,同様の問題に対して,遺伝的アルゴリズムの考え方を基礎としたアルゴリズムの開発も行い,非常に有望な計算結果を得た.この研究成果をまとめた論文も0ptimization Methods and Software誌に掲載されることが決定している.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] A.-R.Hedar, M.Fukushima: "Hybrid simulated annealing and direct search method for nonlinear global optimization"Optimization Methods and Software. Vol.17, No.5. 891-912 (2002)

  • [文献書誌] A.-R.Hedar, M.Fukushima: "Minimizing multimodal functions by simplex coding genetic algorithm"Optimization Methods and Software. (掲載予定).

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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