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2002 年度 実績報告書

超高感度磁気センサを用いた生体高分子検出法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 14655306
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

田中 三郎  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (10271602)

研究分担者 桂 進司  豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (10260598)
キーワードSQUID / ELISA / DNA / 凍結
研究概要

磁性微粒子を用いて二次抗体を標識し、それを超高感度SQUID(superconducting Quantum Interference Device)磁気センサーを用いて、微量な抗原抗体反応を検出する方法を検討した。
今回、穴のあいたDirect couple型SQUIDを設計試作して使用した。この方法ではサンプルをSQUIDのpickup loop中に通過させるために感度が向上し、従来の方法より大きな信号が得られると期待できる。サンプル溶液中の超常磁性体を磁化させて一定方向に磁気モーメントを配向させる際に、温度を下げて磁気モーメントを凍結固定させることによってより大きな信号を得ることができるため、凍結法を試みた。その結果、従来の常温での計測にくらべて約1桁、高感度で微粒子サンプルを測定することができた。来年度は磁化装置の改善により、さらに高い感度を得る予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 田中三郎, 松田剛昌他: "高温超伝導SQUIDによる磁場中冷却方を用いたイミュノアッセイの提案"静電気学会講演論文集. C2. 335-336 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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