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2003 年度 実績報告書

超高感度磁気センサを用いた生体高分子検出法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 14655306
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

田中 三郎  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (10271602)

研究分担者 桂 進司  豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (10260598)
キーワードSQUID / 磁気センサ / DNA / ハイブリダイズ / 生体高分子
研究概要

磁性微粒子を用いて標識し、それを超高感度SQUID (Superconducting Quantum Interference Device)磁気センサーを用いて、DNA生体高分子を検出する方法を検討した。
これまでに2重螺旋DNAを基板に固定することに成功していたので、今年度は一本鎖DNAをガラス基板上に固定し、実際に相補的な一本鎖DNAをハイブリダイズさせることを検討した。まず、Fe3O4微粒子マーカーを付与した一本鎖サンプルDNAの濃度を変えて5サンプル用意した.次に相補的一本鎖プローブDNAをアルデハイドコートされたガラス基板に固定した。これらをハイブリダイズさせて、未反応のサンプルDNAを洗浄除去後にSQUID磁気センサシステムで信号を計測した。その結果、一定濃度以上のサンプルDNAを加えても信号が増加せず、飽和傾向を示すことがわかった。これによつて、微粒子マーカー付きサンプルDNAとプローブDNAがハイブリダイズしていることを確認することができた。今後、相補的でないネガティブデータの取得、および、温度依存性を検討していく必要がある。今年度得られた成果についてはJJAPレターに既に投稿済みである。

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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