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2003 年度 実績報告書

牛プリオン遺伝子の構造領域ならびにプロモータ領域の多様性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14656106
研究機関鹿児島大学

研究代表者

前田 芳實  鹿児島大学, 農学部, 教授 (50041661)

研究分担者 下桐 猛  鹿児島大学, 農学部, 助手 (40315403)
岡本 新  鹿児島大学, 農学部, 教授 (70158814)
キーワード牛 / BSE / プリオン / アジア在来牛 / 黒毛和種
研究概要

我々は、昨年度Bos indicusの遺伝的影響が強いアジア在来牛やBos gaurusを家畜化したといわれるミタンなどのDNAサンプルを使って、本遺伝子の変異性を調査した。その結果、今まで報告されていた変異以外にも4つのアミノ酸置換を伴う1塩基多型(SNP)をミタンで4ヶ所(Lys-3→Thr、Gly-49→Ser、Ser-154→Asn、Met-252→Asn)、アジア在来牛で2ヶ所(Lys-3→Thr、Ser-154→Asn)同定している(前田ら,2003)。そこで、本報告ではこれまでに得られた成果を鹿児島県黒毛和種種雄牛集団に適用し、鹿児島県和牛のPRNP多型に関するデータを集積した。
今回調べた4個所の多型領域のうち、黒毛和種集団のPRNPは、プロモーターと8アミン酸残基のくり返し数に多型が観察された。すなわち、プロモーターにおいて対立遺伝子AとBが、くり返し回数において5回と6回の多型が得られた。プロモーターの多型はHillsら(2001)の報告と一致していた。さらに、調査集団のPRNPは対立遺伝子Aの頻度(0.554)がBの頻度より少し高かった。くり返し数は、対立遺伝子6の頻度(0.722)が5(0.278)よりも高く、対立遺伝子6が主要な対立遺伝子であった。この傾向はこれまでの報告と一致していた。また、本領域をスコットランドのウシ370頭で調査した報告(Hunter et al.,1994)と比較すると、黒毛和種のPRNPは対立遺伝子5の頻度が高い(本報告:0.278、スコットランド:0.051)ことが示された。したがって、調査集団には、これまで報告の少なかった遺伝子型55の個体が7頭得られた。これまでに、スイスブラウン種で対立選伝子7、ミタンで対立遺伝子4が報告されているが、今回の調査ではそれらをまったく得ることが出来なかった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] PIAO, J., MAEDA, Y., et al.: "AFLP法による日本ウズラ選抜系統の遺伝的特性の分析"日本家禽学会誌. 40巻, 第10号. J13-J20 (2003)

  • [文献書誌] Kinoshita, K., Maeda, Yoshizane, et al.: "Identification of ovalbumin phenotypes of the Asian indigenous chicken populations using polymerase chain reaction-restriction fragment length polymorphism"Animal Sci.Journal. Vol.74. 355-362 (2003)

  • [文献書誌] 岡本 新, 前田芳實: "薩摩鶏の飼料効率に関する遺伝的パラメーター"日本家禽学会誌. 40巻J3号. J168-J171 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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