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2002 年度 実績報告書

陽性および陰性造影剤による間隙性MRリンパ系造影の臨床的応用のための基礎的検討

研究課題

研究課題/領域番号 14657223
研究機関東邦大学

研究代表者

嶋田 守男  東邦大学, 医学部, 講師 (20196489)

研究分担者 吉川 宏起  東京大学, 医科学研究所, 助教授 (10272494)
林 三進  東邦大学, 医学部, 教授 (50010252)
キーワードGadofluorine8 / MRI / SPIO / Lymph node / Metastases / Prohance
研究概要

今までは、陽性のMRリンパ管造影剤のリンパ特異性造影剤gadofluorine8と非特異性細胞外液性造影剤のGd-DTPAのリンパ節への造影効果について検討してきた。今回は、新に、臨床症例(直腸癌:明らかにリンパ節転移があると診断できない症例)を用いて、大腸内視鏡下(SPIO)粘膜下注射(陰性MR造影剤)を行った。SPIOは、従来は静脈注射の臨床適応しか通っていないために大学の倫理委員会の承認を得た。その後、MRI造影剤(SPIO)の新たな消化管への適応のため、患者にインフォームドコンセントを充分行って検査をした。内視鏡下で、SPIOを0.5mlずつ腫瘍のまわり4箇所に注射を行なった。濃度は40micromolFe/mlから80micromolFe/ml、撮像シークエンスFFE、とFSE(T2,Proton)を用いた。造影前の画像を撮像して、SPIO皮下注後の画像を撮像し、その後、非特異性細胞外液性造影剤のプロハンスを更に静注し腫瘍の周りの傍直腸リンパ節転移の有無について検討した。
正常傍直腸リンパ節に対してSPIOの造影効果を認めた。プロハンスの造影によりさらにSPIOの造影効果を高めた。一方転移傍直腸リンパ節には、SPIOの造影効果は、認めなかった。プロハンスの造影によりさらに転移傍直腸リンパ節は明瞭に描出された。
現段階では、症例数が5例と少なく更なる検討を行っている。
更に、上部消化管の疾患の食道癌についても現在研究を進めている。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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