• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

大気圧・陰圧周期が静脈皮介循理におよぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 14657463
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

相原 正記  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教授 (40212352)

キーワード静脈皮弁 / 陰圧 / 周期的 / 大気圧
研究概要

今回、陰圧発生装置はアメリカ合衆国KCI社のVAC systemを購入し、コンピューターに接続し、周期的に大気圧・陰圧にできるように改良する予定であった。当初、アメリカ合衆国の代理店に見積もりをだしてもらい、順調に交渉が進んでいた。しかし消耗品の供給の問題と代理店契約の問題から日本の代理店を通したほうがよいとの話がでてきた。しかし日本の代理店に見積もりを出してもらうと、アメリカ合衆国の販売価格の3倍以上(133万3100円)と言う法外な値段となった。何度も、アメリカ合衆国KCI社との連絡・交渉するも、消耗品の供給の問題と代理店契約の問題から、どうしても日本の代理店を通さなければ製品供給ができないとの結論に達した。その後日本の代理店との値引き交渉を始めたが、とても購入できる値段まで下がらなかった(この間、約3ヶ月を無駄にしてしまった)。そのためKCI社のVAC systemはあきらめ、他社の製品を改良することにした。この改良に非常に手間取り約4ヶ月を要した。その後やっと実験に入れたが、実験中も機械の大気圧・陰圧間の周期および圧が安定しなかった。その後も機械の改良を行ったり、実験の条件を変更し実験を継続したが、発表に耐えられる結果がでていないのが実情である。現在、この機械をさらに改良し、大気圧・陰圧間の周期および圧が安定させるか、KCI社のVAC systemを購入し実験を続けるべきなのか迷いながらも、購入費用がないため、細々と現在の機械の改良を行っているところである。
今後、機械の改良が成功し、KCI社のVAC system程度まで大気圧・陰圧間の周期および圧が安定できれば実験を再開する予定である。

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi