研究概要 |
平成14年度は,国内では主にスーパー・サイエンス・ハイスクールにおけるカリキュラムの実態を調査するとともに,海外における初等・中等教育の事例を文献的に検討し,カリキュラム・デザインの大枠を策定するための準備を行った。具体的には,以下の通りである。 1.関連文献の収集と文献データベースの構築 科学技術の先端的な研究を教育内容に取り入れた諸外国(主に,アメリカ,イギリス,ドイツ,フランス,韓国の初等・中等教育)及び国内の事例を収集するとともに,関連文献を整理し,データベース化した。 2.国内の実地調査 科学技術の先端的な研究を教育内容に取り入れている国内のスーパー・サイエンス・ハイスクルール事業に参加している高等学校について,カリキュラムの目的,内容,方法,評価及び支援体制に関する実際的な資料を収集し,カリキュラムの特等と現状の問題点などを明らかにした。また,科学技術振興事業団が展開している各種理科振興事業と学校との関連にいても実地調査を行った。また,大学生を対象とした理系人材開発プログラムについても講義の一部に参画する中で実践的に検討した。 3.スーパー・サイエンス・カリキュラムの要件の検討 関連文献・資料,並びに実地調査から得られた知見を検討し,高等学校だけではなく,小学校から高等学校,さらには高等教育までの一貫したスーパー・サイエンス・カリキュラムに求められる要件について,目的,方法,内容,評価などの諸点から暫定的な案を準備した。
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