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2002 年度 実績報告書

イーラーニングによるリカレント教育が学校に不適応な教員の自己効力感に及ぼす研究

研究課題

研究課題/領域番号 14658053
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

成田 滋  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (10172587)

研究分担者 上西 一郎  兵庫教育大学, 兵庫学校教育研究センター, 助教授 (10314519)
古川 雅文  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (80153518)
長瀬 久明  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (10127269)
棟方 哲弥  国立特殊教育総合研究所, 情報教育研究部, 室長 (70229938)
山城 新吾  兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 助手 (10346299)
キーワードイーラーニング / リカレント教育 / 不適応な教員 / 情報通信技術
研究概要

本研究は、現在学級運営や指導で悩み、不適応状態にある教員の深刻な課題を次の点から研究することである。
(1)e-Learningによるリカレント教育の有効性
(2)e-Learningが特徴とする非同期、非対面の研修が不適応教員のリカレント教育に及ぼすプラスの効果
(3)e-Learningが不適応教員の自己効力感に及ぼす影響
(4)e-Learningによる研修が対面的なリカレント教育との組み合わせでもたらす相乗効果
こうした悩める教員に、情報通信技術(ICT)を駆使して、遠隔による教員間の交互作用を促進し、きめ細かい適応に向けた指導や学習を支援する多目的なネットワークを構築し、その有効性を検討するのが本研究の狙いである。
不適格とされた教員は「学校に行かない、行けない教員」の新たなリカレント教育の場を提供するという理念にたつ。文部科学省の大学審議会も在宅学習の支援に言及し、これまでの「同時双方向であること」という条件をはずし、インターネットなどでの学習コンテンツにアクセスする「オンデマンド型」の研修を認めた。学校が必要とする人材の再教育に研修センターなどの研修プログラムが十分機能しなくなりつつある現状で、本研究は、不適格とされる教員のe-Learningによるリカレント教育や再教育の場として、選択肢となるかを検討する意味で特色がある。
本年度は、本研究で主要な設備となるリカレント教育用システムのサーバーを構築し、指導上不適応を起こす教員の遠隔での再教育用として試用した。そのために、ネットワーク上で研修するために、GETAというマネージメントツールを開発し、教員間のコミュニケーションや協調学習用として稼働を開始した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 成田 滋, 筱 更治, マドフミタバッタチャリア: "遠隔学習用コラボレーションウエアの適格条件に関する比較研究"学校教育学会第14回大会. (2002)

  • [文献書誌] 筱 更治, 成田 滋: "コラボレーションウエアGETAの機能検討"学校教育学会第14回大会. (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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