研究課題
「21世紀後半を指向した新しい文理融合カリキュラムの模索」を図る研究のひとつとして、本学と姉妹校であるカナダのアルバータ大学教育学部の研究者とともに、「地球市民(World CitizenshipまたはGlobal Citizenship)」という概念を中心概念として研究を進めてきた。昨年度、共同研究者のDr. David Bladesがアルバータ大学からブリティッシュ・コロンビア州のビクトリア大学に転任されたことから、デジタルビデオカメラをアルバータ大学とビクトリア大学に2台ずつ配布し、日本の高等学校とカナダの高等学校をつなげるための予備交信を試みた、しかしながら、ビクトリア大学のほとんどはマッキントッシュがほとんどであり、互換性というもんだが生じた。その一方で、昨年度カナダ側の論文発表はあったので、今年度は、今までの成果を日本科学教育学会で発表した。さらに、理科と社会科の融合カリキュラムの基本フィロソフィである「地球市民教育」関連の文献の収集検討を試みた。昨年度、平成16年2月にビクトリア大学を再び訪れ、問題店を洗い出し、今後の研究の打ち合わせを行ない、平成16年度の基盤研究Bにつなげる、今後の共同研究も約束ができた。この結果、基盤研究Bに合格でき、更なる研究へと門を開くことになった。
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すべて 雑誌論文 (5件)
日本科学教育学会研究会研究報告 Vol.19, No.4
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