研究分担者 |
南出 章幸 金沢工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (20259849)
竹俣 一也 金沢工業大学, 工学部, 講師 (50167491)
古川 哲郎 金沢工業大学, 工学部, 講師 (40343644)
山田 弘文 金沢工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (20280381)
直江 伸至 金沢工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (00249781)
|
研究概要 |
本年度の研究実施内容 平成15年度に試行する実施内容に向けての準備・検討を行った.その内容を項目別に示す. 1.在宅学習教材の検討 本校で実践されている創造実験を例にして在宅教材を検討した.在宅教材は実験を主に検討した.また,実体験とそれを補うコンピュータシミュレーションも検討した.その結果を以下に示す. 方針:工学系学生に対応した実験内容とする.題材はやさしいものでよいが,実験内容に工学的な要素を十分に含むようにする. 実験ステップ1 導入 レゴロゴによるロボット製作(簡易ロボットとその制御アルゴリズム) 基礎 モータとセンサーに関する実験(一部のモータとセンサ-について) 応用 AIBOを使ったアルゴリズム(制御アルゴリズム) 実験ステップ2 ・電子回路製作と測定(ブレッドボードを使用して実験ステップ1に関係の深い電子回路を製作する。また,測定結果を基に理解確認メールで科学的考察力をつけさせる) ・spiceによる解析(spiceを用いて上記回路を検討する) 2.インターネットによるホームページ制作 対面型授業科目に対する理解の確認に方法について検討した.登録されたユーザだけのインターネット上でメールまたチャットで行う.本年度は,インターネットを開設する準備を実施した.当分はセキュリティ-の関係上,金沢工業高等専門学校 電気工学科のイントラネットに接続しておく.実施内容は,Webの試行に向けてその環境と準備を中心に行った.Webのコンテツに関してほぼ内容が決定した. 3.体験・実験科目用訪問実験室の検討 在宅教育支援教材と連携した訪問実験室の試行方法について検討した.訪問実験室における実験内容とその電源,測定機器などの設備面の検討実施し,来年度,訪問実験室の準備を行った.
|