• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

日本手話発話中の話者の顔表情に表れる言語情報の画像認識とその手話認識への応用

研究課題

研究課題/領域番号 14658108
研究機関独立行政法人産業技術総合研究所

研究代表者

安本 勝哉  独立行政法人産業技術総合研究所, 脳神経情報研究部門, 主任研究員 (10344186)

キーワード日本手話会話映像 / プロンプター状装置 / 手話認識研究 / WWWポータルサイト / 非手指動作
研究概要

自然な日本手話会話映像を得るため、手話者の上半身を撮影可能なプロンプター状装置を一作年度、設計・試作した。その装置で、ろう者(手話を日常話す人のことを、ここでは「ろう者」と呼んでいる)二人の対話記録を試み、それを基に装置の改善を引き続き行った。その装置で得られた手話発話ビデオ映像の他、市販のろう者のビデオ映像中から、自然な手話会話を行っていると思われる部分を人手で調査・選別し、それらを素材として用い、画像中の手話者の顔を追跡し、顔の部品(眉、目、口)の相対的位置、形状、動きの時間変化を自動的に取得する方法の探索を引き続き行った。具体的手法としては、色情報、動き情報に基づくテンプレートマッチング、DPマッチング、オプティカルフロー等を試みた。
また、並行して、WWWサイトの「手話認識研究ポータルサイト」の作成、運営を行うことにより、手話やジェスチャの機械認識の世界的な研究動向についての情報提供を続けた。

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi