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2002 年度 実績報告書

資源消費度および物質循環達成度の評価に用いる工学パラメータのデータベース設計研究

研究課題

研究課題/領域番号 14658168
研究機関横浜国立大学

研究代表者

亀屋 隆志  横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (70262467)

研究分担者 小林 剛  横浜国立大学, 大学院・工学研究院, 助手 (60293172)
浦野 紘平  横浜国立大学, 大学院・環境情報研究院, 教授 (60018009)
キーワード資源消費 / 物質循環 / リサイクル / マスフロー解析 / 耐久消費財 / 家庭用製品 / データベース設計 / 環境影響評価
研究概要

資源消費・物質循環に関わる(1)影響度データおよび(2)物質量データについて、統計データの調査や専門家・専門機関へのヒアリング調査などにより、信頼性の高いデータとその情報源をリストアップし、データベースの基本設計方法を明らかにすることとした。本研究は14年度〜16年度までの3ヵ年計画で進めることを予定し、14年度は以下に示すデータベースの基本構造設計と資源消費度の評価手法を中心に検討を行った。
(1)データベースの基本構造設計
資源消費度および物質循環達成度の評価に利用可能な元情報となる基本データの種類と所在の調査とデータ収集を行い、元情報の所在を調査して明らかにし、その信頼性や更新頻度から継続的に利用可能な元情報か否について、元情報の管理者の意見聴衆などを行い、収集すべきデータの範囲を明確にした。特に、資源消費・物質循環に関わる影響度データについて、比較的容易に継続的に入手でき、定期的に更新可能な元情報を整備し、その更新方法を整理した。物質量データについては、家庭における製品の流れを数量化してデータベース化することとし、各種製品統計や消費統計を幅広く収集・整理した。また、統計情報として入手困難な製品重量や資源含有量等のエンジニアリングデータ等の実測や調査・推計方法についての技術的な方法論を検討した。
(2)資源消費度の評価手法の検討
資源循環に関わる影響度データおよび物質量データから資源消費度および物質循環達成度を評価する考え方を示した評価基礎式を提案した。また、製品の生産量等の変化やリサイクルの進展により変化する使用済み製品の発生台数について、家庭に存在する各種耐久消費財を中心に、出荷量や保有量等を調査して、マスフローデータベースの構築に着手し、代表的な耐久消費財についての将来的な家庭からの使用済み製品発生台数の予測を行った。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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