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2002 年度 実績報告書

ユビキチン化によって活性が制御される蛋白質のスクリーニングと機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 14658227
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

岸 努  国立遺伝学研究所, 分子遺伝研究系, 助手 (80260024)

キーワードユビキチンリガーゼ / 標的蛋白質 / 蛋白質分解 / 細胞増殖
研究概要

ユビキチン化に依存した制御蛋白質の分解は、細胞機能を正常に保つために必須である。特に、細胞内には複数種類のユビキチンリガーゼが存在し、それぞれが、様々な細胞増殖の過程を制御している。実際、ユビキチン化の異常は癌をはじめとした様々な疾患をもたらすことがわかっている。
ユビキチンリガーゼの細胞機能制御の全体像を把握するためには、ユビキチン化の標的蛋白質を網羅的に同定することが不可欠である。しかしながら、標的蛋白質は不安定であり、その同定は極めて困難である。
本研究は、ユビキチン化の標的蛋白質を明らかにするための実験系の構築を試みた。すでに標的蛋白質であることがわかっている蛋白質をモデル蛋白質として用いた。その結果、標的蛋白質を検出するための条件を見い出した。
この条件を用いて、標的蛋白質の網羅的同定を試みた。非特異的なシグナルを与えるクローンを多く生じたので、これらを除去するための実験系を工夫した。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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