研究概要 |
広島県立博物館での研究成果の発表とワークショップの実施 本研究は、博物館所蔵の草戸千軒町遺跡の出土品と現代美術の柴川作品とのコラボレーションにより、美術の分野と歴史の分野をつなげ、領域を超えた新しい視点で現代社会を検証し、今後の美術・博物館教育の先鞭をつけることを目標にした。本年度は、夏に展覧会を実施し大きな成果を得た。多くの学校等の参加と市民のボランティアの協力により、地域に密着した新しいタイプの展覧会となり、全国的にも話題を呼んだ。具体的には以下に示す通りである。 展覧会名:夏のスペシャル企画『2000年後の冒険ミュージアム"川に埋もれた伝説の町〜草戸千軒"と"現代の美術"展』 出品内容:草戸千軒町遺跡の出土品と美術作家柴川敏之の作品 期間:平成15年7月2日(火)〜9月21日(日) 会場:広島県立歴史博物館 ○来館者数:総計18,628人(一般7,543人 大学生・高校生760人 中学生1,686人 小学生7,256人 園児1,383人) ※昨年度同時期の約3倍増の入館者を得た。 ○団体参加校数(延べ校数):総計108校(幼稚園・保育所27 小学校57 中学校11 高校2 障害児学校4 子ども会等7) ※参加目的では、図画工作・総合的な学習の時間・PTC活動での参加が多かった。 ○ワークショップ参加人数:総計6,613人 「2000年後を紙にうつそう!!!」合計:5,239人(個人向け:156人 団体向け:5,083人) 「拓本入門〜草戸千軒をうつそう!」合計:992人(個人向け:47人 団体向け:945人) 「工作の時間〜現代を化石にしよう!」合計:143人(個人向けのみ:143人) 「絵画の時間〜2000年後を絵にしよう!」合計:113人(個人向け:73人 団体向け:40人) C(見学)コース(ギャラリートーク、ワークシートを含む):161人 お盆スペシャル「体験2000年後をうつす」:222人 ○ボランティアスタッフ参加者数:総計154人(市民:64人 学生:90人)
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