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2002 年度 実績報告書

オホーツク文化の展開・地域差と終末過程に関する考古学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 14710269
研究機関東京大学

研究代表者

熊木 俊朗  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助手 (20282543)

キーワード考古学 / 北海道 / オホーツク文化 / モヨロ貝塚 / 画像のデジタル化 / 土器編年
研究概要

本年度は、北海道における最も重要なオホーツク文化遺跡である網走市モヨロ貝塚の考古資料に対して、調査・分析を行った。詳細は以下のとおりである。
1.ガラス乾板資料のデジタル化
東京大学文学部には、昭和22・23年のモヨロ貝塚調査の際に撮影されたガラス乾板資料が多数ある。これらのうち最も重要な50枚について、劣化を防ぐ目的でデジタル化を行った(外注)。さらに納入された画像データについて整理・分析作業を行った。これらの画像には未報告のものも含まれており、過去の調査報告書では判然としなかった、オホーツク文化の竪穴住居址や動物骨を集積した祭祀の内容が、デジタル化された鮮明な画像から判明しつつある。
2.函館市立博物館、北海道立北方民族博物館の資料調査
上記の二つの博物館には、モヨロ貝塚出土の土器が未報告のまま多数収蔵されている。これらのうち、函館市立博物館の30個体、北海道立北方民族博物館の40個体について、図化・写真撮影を行った。これらの土器については最終年度の報告に向けて現在データベース化・分析を進めている。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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