• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2002 年度 実績報告書

日本における高等学校外国語教育用の朝鮮語教科書の開発と研究

研究課題

研究課題/領域番号 14710364
研究機関大阪大学

研究代表者

植田 晃次  大阪大学, 言語文化部, 助教授 (90291450)

キーワード朝鮮語教育 / 韓国語教育 / 外国語教育 / 高等学校 / 教科書 / ハングル / 朝鮮語 / 韓国語
研究概要

今年度は次年度からの教科書編纂への準備期間であると位置づけることができる。
大学の共通教育科目としての朝鮮語履修学生からの質問事項に回答を付した『朝鮮語問答集成(1)』を編集・発行した。これは、高等学校の生徒と連続性を持つ大学1・2年生から、朝鮮語の授業でのコミュニケーションカードに寄せられた質問を基にしたものであり、高等学校での朝鮮語教育と密接な関連を持つ。高等学校での朝鮮語学習者の疑問点に答えるレファレンス機能を果たすとともに、朝鮮語教育の大衆化にともなう、教師の多様化による諸問題についても考慮して編纂したものである。とりわけ、実際の疑問点に基いた設問により、従来の教科書等では言及される範囲が限られていた朝鮮文字(=ハングル)の字体についての疑問が多岐に渡ることを提示するなど、朝鮮語の文字・発音教育における隘路を浮き彫りにした。
また、朝鮮語教育研究会第14回研究会(2002年6月30日、於吹田勤労者会館)では、高等学校教科書に関するアンケート原案を発表し、意見を聴取した。これに関しては、修正の必要などが生じたため、次年度に実施するべく、改定中にある。さらに、同研究会第17回研究会(2003年3月29日、於キャンパスプラザ京都)では、朝鮮語教育での文法用語についてのパネルディスカッションにパネラーとして参加する。
この他、中学・高校の英語教科書を参考にしつつ、次年度に備えた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 植田晃次: "朝鮮語問答集成(1)"植田 晃次. 52 (2003)

URL: 

公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi