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2003 年度 実績報告書

日本における高等学校外国語教育用の朝鮮語教科書の開発と研究

研究課題

研究課題/領域番号 14710364
研究機関大阪大学

研究代表者

植田 晃次  大阪大学, 言語文化部, 助教授 (90291450)

キーワード朝鮮語教育 / 韓国語教育 / 外国語教育 / 高等学校 / 教科書 / ハングル / 朝鮮語 / 韓国語
研究概要

今年度は、その関連の密接さから研究実施計画を若干修正し、教科書本体の編纂と有機的関連を持つべき副教材の編纂を中心に研究を進めた。
高等学校における(あるいはそれと密接な関係を持つ大学における共通教育としての)朝鮮語教育において、教科書に盛り込むべき事項は、その項目・分量において精選したものとなるべきである。そのため、そこから漏れる項目や、項目によっては教科書の中では十全な記述を尽くせぬものが生ずる。また近年、朝鮮語教育の量的増大に質的向上が追いついていない状況を考える時、朝鮮語教育に携わる教師の専門分野は必ずしも言語学・朝鮮語学に限られていないのが実状である。そのような状況下で、科学的な教育が行われるためには一定の科学性を保障したガイドライン的なものが、教科書とともに副教材にも必要となる。このような観点から、『朝鮮語副教材(1)』を編集・発行した。
また、朝鮮語教育研究会第21回研究会(2004年3月27日、於キャンパスプラザ京都)において、高等学校のカリキュラムにおける朝鮮語教育の位置づけについて再考するとともに、今年度刊行された高等学校朝鮮語教科書類(『はじめよう韓国・朝鮮語』大阪府教育委員会編集・発行、『好きやねんハングル』高等学校韓国朝鮮語教育ネットワーク西日本ブロック「好きやねんハングル」編集チーム編、白帝社 発行など)について分析を行った結果を発表する。
この他、韓国などでの調査資料も参照し、教科書編纂用語彙の確定と分析を行いつつ、次年度に備えた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 植田 晃次: "朝鮮語副教材(1)"植田 晃次. 81 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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