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2002 年度 実績報告書

民主化時代のインドネシアにおける政党政治の変容

研究課題

研究課題/領域番号 14720085
研究機関立命館大学

研究代表者

本名 純  立命館大学, 国際関係学部, 講師 (10330010)

キーワードインドネシア / 民主化 / 政治 / 政党 / 議会 / 東南アジア / 軍 / 大統領
研究概要

本研究は3年プロジェクトであり、初年度の今年は、基礎データの収集・データベース化・分析、そして現地調査、さらに国内外の専門家との意見交換に重点を置いた。それらを通じていくつかの業績も発表した。
今年度の現地調査は8月と12月にジャカルタで行った。フォーカスは、メガワティ政権下での各政党勢力の政治キャンペーンで、特に8月の憲法改正や10月のバリ事件以後の対テロ対策といった問題で見られたイスラム政党の力学に注目してきた。来年度は2004年の大統領選挙に向けて各党の動きが活発になることが予想され、その実態を現地で観察する予定である。
また今年度は、オーストラリアでの国際会議に参加し、専門家との意見交換ができたのも大きなメリットだった。ここでできたネットワークは、次年度以降も本研究の質的向上に貢献するであろう。また国内でも多くの研究者から多くのインプットを得た。
これらの結果、本年度は一冊の単著本と数本の論文を発表することができた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 本名 純: "支配から参加へ-民主化適応の国軍政治-"佐藤百合編『民主化時代のインドネシア』アジア経済研究所. 139-198 (2002)

  • [文献書誌] 本名 純: "メガワティ政権の政治戦略-2004年に向けての布石"国際金融情報センター『インドネシア・メガワティ政権下の政権運営』. (2002)

  • [文献書誌] 本名 純: "裏の大統領がもたらす政治的不況和音"世界週報. 4月23日. (2002)

  • [文献書誌] 本名 純: "憲法改正で懸念される政治改革の後退"世界週報. 9月3日. (2002)

  • [文献書誌] 本名 純: "バリ爆弾テロとJI狩り"世界週報. 11月5日. (2002)

  • [文献書誌] 本名 純: "変貌する国軍-軍管区・裏社会・地方紛争"NINDJAニュースレター. 48号. (2002)

  • [文献書誌] Jun Honna: "Military Politics and Democratization in Indonesia"London : Rontledge. 300 (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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