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2002 年度 実績報告書

微小亀裂形成による岩石からのガス放出機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 14740312
研究機関東京大学

研究代表者

角森 史昭  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (60291928)

キーワード微小亀裂 / ガス放出 / アコースティックエミッション
研究概要

本課題は、岩石の変形に伴う微小な亀裂形成によるガス放出の機構について、実験的に検証することを目的としている。本年度は、真空チャンバ内での岩石圧縮と放出ガスの測定岩石中の亀裂成長の可視化を行うことを目標とした。
亀裂形成に伴って放出されるガスは、量が非常に少ないと考えられる。そこで、四重極質量分析計[STANDAM(ULVAC)]を用いてガス分析を行うこととした。また、減圧下で岩石の圧縮変形を行うことのできる真空チャンバを製作した。チャンバは、(1)真空を保ちつつ岩石に応力を与えられる、(2)岩石に貼り付けたマイクロホンのリード線のための導入端子を有する、という点に特徴がある。放出ガスで今回注目した質量数は4,18,28,32,36,40,44である。
ここで、ガス放出に対して寄与した亀裂がどこにどのように存在するかを調べることが重要である。そこで、真空チャンバ内からAEマイクロホンの出力を取り出し、亀裂の位置評定を行うシステムを製作した。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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