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2002 年度 実績報告書

ジャスモン酸に応答した葯の裂開の制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 14740437
研究機関名古屋大学

研究代表者

石黒 澄衞  名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教授 (50260039)

キーワードシロイヌナズナ / 花粉 / 葯 / 裂開 / ジャスモン酸 / 雄性不稔 / 分子遺伝学 / DNAマイクロアレイ
研究概要

1.葯の裂開に関する突然変異体の単離と形態学的な解析
(1)dad1突然変異体のアリルの同定
シロイヌナズナCol-0株をバックグラウンドとするDAD1遺伝子の遺伝子破壊株2系統を同定し、うち1系統からdad1突然変異のホモ接合体を単離した。
(2)葯の裂開に関する新規突然変異体の単離と解析
シロイヌナズナLer株並びにCol-0株を突然変異処理し、新規な突然変異体のスクリーニングを行った(継続中)。また、EL1,6,7,10,11の5系統の突然変異体について、原因遺伝子のマッピングを開始した。dad3突然変異体についてはcoil突然変異体の新規なアリルであることを確認した。
2.DNAマイクロアレイによる遺伝子発現解析
アジレント社製のシロイヌナズナ用オリゴDNAアレイを用い、パイロット実験による条件検討並びに解析用ソフトウェアの構築を行った。
3.乾燥条件下で花粉が稔性を持たないflk突然変異体の解析
Col-0株をバックグラウンドとするFLK遺伝子の遺伝子破壊株2系統を同定し、うち1系統からflk突然変異のホモ接合体を単離した。また、FLK遺伝子が葯(特にタペート細胞)、花粉、若い葉、根などで強く発現することを、in situ ハイブリダイゼーションとGUSレポーター遺伝子を用いたプロモーター解析により明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Sumie Ishiguro et al.: "SHEPHERD is the Arabidopsis GRP94 responsible for the formation of functional CLAVATA proteins"The EMBO Journal. Vol.21. 898-908 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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