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2002 年度 実績報告書

直感的な操作が可能なインタフェースを備えた3次元形状入力・操作システム

研究課題

研究課題/領域番号 14750342
研究機関埼玉大学

研究代表者

岡谷 郁子  埼玉大学, 工学部, 助手 (70312915)

キーワードコンピュータビジョン / 距離画像 / 位置合わせ / 統合
研究概要

非習熟者が簡単に操作できるようなインタフェースを備えた,3次元形状計測・操作システムを実現するための基本要素として,本研究では,3次元形状を自動的に入力するための計測システムの構築と,形状操作インタフェースの開発を行うことを目的として研究している.本年度は以下のようなことを行った.
(1)ハードウエアの接続と操作プログラムの実装
本研究では,3次元形状の入力に,レンジファインダと呼ばれる3次元形状入力装置と,位置と姿勢を計測することのできる角度・位置センサを用いる.本年度は,レンジファインダと角度・位置センサを接続し,同期してデータを取得するためのプログラムを開発し,実装中である.
また,3次元形状操作のために,データグローブと角度・位置センサを用いる.本年度は,データグローブと角度・位置センサを接続し,同時にデータを取得するためのプログラムを開発し,実装中である.
(2)形状統合アルゴリズムの検討
3次元形状入力装置を用いて,一回の取得した対象の形状データは,対象の表面の部分を表す部分形状であり,対象の形状としては不十分である.完全な対象の形状モデルを得るためには,複数の部分的な形状データをまとめてひとつのモデルを作る必要がある.本研究では,自動的に複数の部分形状データをまとめるための,位置合わせと統合のアルゴリズムを開発した.また,その前処理として,効率よく部分形状データを統合するための計測手法を検討し,開発中である.

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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