• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2003 年度 実績報告書

スピングラス型遺伝アルゴリズムによる最適化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 14750373
研究機関大阪府立大学

研究代表者

森 直樹  大阪府立大学, 工学研究科, 助手 (90295717)

キーワード遺伝アルゴリズム / スピングラス / 最適化 / 熱力学的遺伝アルゴリズム / 環境同定型遺伝アルゴリズム / 並列遺伝アルゴリズム
研究概要

スピングラス型遺伝アルゴリズム(Spin Grass Genetic Algorithm;SGGA)の基本的な構成について検討し、コンピュータ上でSGGAを実現して数値実験をした。具体的には並列GAの一つであるセルラーGAの構造を用いてSGGAにおける交叉・突然変異・選択の3種類の遺伝演算子を,申請者がこれまで研究してきたセルラー熱力学的遺伝アルゴリズムを参考にして定義した。この際に,並列化を考慮し,将来的に並列コンピュータ上でのSGGAの数値計算を可能とした.SGGAの重要な適用分野である動的環境問題についても検討を行い、環境同定型遺伝アルゴリズムを新たに提案した。
また、SGGAの応用として演算子進化型遺伝アルゴリズムと、セルラーGAの特性を利用した種構造を導入したセルラー遺伝アルゴリズムを提案をした。
SGGAの定性的な解析としてGAの問題点を解決するために提案された分布推定アルゴリズムと探索性能の比較実験を行い、提案手法の有効性を確認した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Naoki Mori, Keinosuke Matsumoto: "Adaptation to a Dynamical Environment by means of the Environment Identifying Genetic Algorithm"Proceedings of 2003 Congress on Evolutionary Computation. 1626-1631 (2003)

  • [文献書誌] 鈴木 雄士, 森直樹, 松本啓之亮: "演算子進化型遺伝アルゴリズムの研究"第47回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集. 503-504 (2003)

  • [文献書誌] 岡田 憲明, 森直樹, 松本啓之亮: "種構造を導入したセルラー遺伝アルゴリズムの提案"第47回システム制御情報学会研究発表講演会講演論文集. 509-510 (2003)

URL: 

公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi