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2003 年度 実績報告書

手話の見やすさに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14750499
研究機関筑波技術短期大学

研究代表者

今井 計  筑波技術短期大学, 建築工学科, 講師 (90232595)

キーワード手話 / 聴覚障害者 / 見やすさ
研究概要

今年度は筑波技術短期大学講堂を会場とした「手話の見やすさの実験」のデータ整理と分析準備を行っている。初年度に崇城大学で行った実験と同じように視距離と明暗によって見やすさが違うことがわかった。
しかし、今回の実験では斜め方向から舞台を見るケースもあった。その場合は手話を正面から見ることができないために、空間把握に違いが出てくる。そうなると手話の読み取りを間違うケースも考えられる。そこに暗さが重なるとさらに見にくくなることも予想される。このあたりを考慮して次の実験を行いたいと思っている。
手話通訳付き講演会など舞台等での見やすさとは別に日常生活でよく見るであろう、テレビでの字幕や通訳の見やすさ、ビデオテープによる見やすさがどのように違うのか、基本的情報を得るために、大阪、熊本、名古屋、広島、福井等の障害者福祉センターなどに併設されている聴覚障害者センターを訪問し、ビデオライブラリーに収蔵してある字幕付きビデオをアットランダムに選択して見ることにした。
ビデオを見る際に、服の色、背景の色、字幕挿入の場所、手話通訳を入れる位置・大きさなどを注意して見た。各地の字幕付きビデオに関しては、全国で統一された製作基準のようなものはなく、各地の判断に任せているようでパラパラであった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 今井 計: "手話の見やすさに関する研究"筑波技術短期大学 テクノレポート. 11巻1号. 9-14 (2004)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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