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2002 年度 実績報告書

飲酒の糖尿病発症に及ぼす影響に関するコホート研究

研究課題

研究課題/領域番号 14770178
研究機関自治医科大学

研究代表者

渡邉 至  自治医科大学, 医学部, 助手 (40343446)

キーワード糖尿病 / 飲酒 / BMI
研究概要

日本においても、糖尿病患者数の増加が懸念されている。現在まで、加齢、肥満、運動不足などの糖尿病のリスクファクターが国内外で確立されてきたが、飲酒の影響に関しては、見解は完全に一致していない。日本における飲酒と糖尿病発症に関する研究は非常に少なく、最近の国内のコホート研究で、糖尿病発症に関してBody Mass Indexレベルと飲酒の影響の間に交互作用が報告されているが、過去の米国の研究結果とは一致しておらず、さらに検討する必要がある。そこで、本研究ではある企業の健康診断データを用いて、糖尿病をエンドポイントとするコホート研究を行い、飲酒の糖尿病発症に及ぼす影響とBMIレベルとの関係について検討する。
平成14年度は主に解析のためのデータの収集整理、およびデータクリーニングを行い、以下の基準を満たすようにデータセットを作成した。またその解析方法に関しての情報収集を開始した。35歳以上の男女で、糖尿病の既往がなく、1991〜1998年の間の健康診断の空腹時血糖値が140mg/dl未満である者を抽出し、1999年健康診断までフォローアップを行った。フォローアップの間、一度も健康診断を空腹で受診しなかった者はデータセットより除外した。糖尿病の診断は健康診断時の空腹時血糖値、または医療機関における糖尿病診断の有無(自己申告)により行い、診断された時点で追跡対象者から除外した。このデータセットではフォローアップ期間中の各個人についてリスクファクターを繰り返し測定している。このような反復測定データを利用したリスクファクターの解析では、どのような解析方法を適用する事が可能かその方法についても検討を開始した。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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