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2002 年度 実績報告書

二人目不妊女性の治療に対する意志決定過程とその看護に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14771438
研究機関愛知医科大学

研究代表者

坂上 明子  愛知医科大学, 看護学部, 講師 (80266626)

キーワード二人目不妊 / 不妊女性 / 不妊治療 / 意思決定過程
研究概要

体外受精をはじめとした生殖補助技術が1978年に導入されてから、不妊治療は飛躍的に発展している。それに伴い、不妊女性の心理や看護についての研究も増加してきている。しかし、第2子を妊娠・出産できない二人目不妊(続発性不妊)女性に焦点を当てた研究は、ほとんど見当たらない。そこで、1人子どもを持っているにもかかわらず、心身の負担を背負ってなお、第2子を妊娠するために不妊治療を選択した二人目不妊女性の治療に対する意志決定過程を明らかにすることを目的として研究を進めている。
今年度は、二人目不妊女性の意思決定過程に影響する要因を明らかにするため、第1子を人工授精・体外受精・顕微受精等によって出産した女性(子どもの年齢:生後2ヶ月から5歳まで)44名を対象に質問紙調査を行った(年齢27歳から38歳まで)。第1子を妊娠するための不妊治療の経験が、その後の妊娠・出産・育児にどのように影響しているかを記述的に調査し、また第2子を妊娠するための不妊治療の有無、希望する治療方法等についても調査を行った。現在、質問紙調査を継続しており、回収データを入力、分析中である。
また、本研究のプレテストとして、二人目不妊女性5名(未治療者を含む)を対象に、二人目不妊の治療に関する考えや、治療中の経験等をテーマにフォーカス・グループを計3回行った。
現在、文献検討及び質問紙調査の結果、フォーカス・グループの内容の分析結果を元に、二人目不妊女性の治療に対する意思決定過程を明らかにするための詳細な研究デザインを検討中であり、本研究の対象者を募集するため、不妊治療関連施設とのコンタクトを取っているところである。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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