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2002 年度 実績報告書

インターネットを介したスポーツメンタルマネジメント支援の実践と評価

研究課題

研究課題/領域番号 14780039
研究機関東京工業高等専門学校

研究代表者

黒田 一寿  東京工業高等専門学校, 一般科目人文系, 助教授 (60331998)

キーワードメンタルトレーニング / 心理検査 / computer assisted learning / internet
研究概要

平成14年度は、インターネット上でメンタルマネジメント学習を支援するシステムの構築を進めてきた。まずコンテンツの基本構造を設計し、インタラクティブな機能をどのように組み込むか、そのデザインを検討した。同時に実装可能なコンテンツから作成を進めてきた。
「自己分析」「ゴールセッティング」およぴ「心理検査」については、前年度までに蓄積された成果をもとにコンテンツ作成を進め、それを10代の運動部員に利用してもらい、評価を行った。同時に紙媒体(paper&pencil:以下P&P)での心理検査も利用してもらい、コンピュータを用いた場合(computer assisted:以下CA)との比較を行った。その結果、「メンタルトレーニングの方法についての知識」「自分の長所・短所への気づき」「心理的課題や目標への意識」といった点において、P&PおよびCAいずれも学習前よりも学習後において自己評価が高く、プログラムの有用性を確認することができた。次に心理検査実施後に行ったP&PおよびCAの評価では、「検査の簡便性」「検査にかかる所要時間」「集計の煩雑さ」といった点において、CAの方がP&Pよりもポジティブな評価となった。
心理検査以外のコンテンツについても、メンタルマネジメントの自己学習を進める上で有効と思われる学習履歴の記録や、e-mail、Weblog、電子会議室といった機能の実装を進めてきた。平成15年度はこれらを統合し、さらに総合的なメンタルマネジメント支援ができるシステムを完成させた上で、再度評価を試みる予定である。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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