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2002 年度 実績報告書

スクリプトを応用した視覚障害者向けパソコン操作支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 14780112
研究機関湘南工科大学

研究代表者

本多 博彦  湘南工科大学, 工学部, 講師 (90339797)

キーワードヒューマンインターフェース / 視覚障害者 / 音声出力 / スクリプト / Visual Basic / 入力支援
研究概要

音声合成を利用し、既存のGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)によるバリアーを超えた、視覚に頼らないインターフェースの開発を進めた。Visual BasicとVisual C++を開発環境とし、スクリプト機能としてWindows Scripting Hostをベースにプログラム開発を行ってきた。インターフェースの基盤作りが中心であり、中でも汎用性のある標準入力(InputBox)と標準出力(MsgBox)の関数に音声出力を備えた、インターフェースモジュールの開発を行うことができた。音声出力エンジンも性能評価をした上で本システムに実装することに成功した。そして、これらのインターフェースモジュールを使った。入力支援機能を装備した専用エディタの開発も行った。音声のやり取りだけでスクリプトを作成することができるようになった。
このシステムのテストプログラムとして、パソコン使用における最も頻度の高いワープロとVBAを使って連携し、音声によるマクロ機能を実現することができた。
テスト段階ではあるが、本システムをインストールしたパソコンをモニターとして視覚障害者のグループ(オフィスビシュアル21)数名に評価してもらった。フィードバックをかけながら、より使いやすく汎用性のあるシステム作りを行うことがきた。

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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