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2002 年度 実績報告書

自己組織化ネットワークにおけるパケット渋滞のダイナミクス

研究課題

研究課題/領域番号 14780179
研究機関室蘭工業大学

研究代表者

本田 泰  室蘭工業大学, 工学部, 助教授 (20241531)

キーワードスケールフリーネットワーク / スモールワールド / 経路探索
研究概要

自己組織化ネットワークの典型的な一例として、スケールフリーネットワーク上の経路探索に関する研究を行った。
ネットワークをクラスタリング係数と最短パス長をもちいて分類すると、規則的ネットワーク、ランダムネットワーク、そしてスモールワールドネットワークに大別される。この分類においてスケールフリーネットワークがどのカテゴリーに属するかを調べた。また、経路情報がまったくない場合の経路探索方法を2種類(準self-avoiding random-walkと総当りの方法)を提案し、目的ノードに到達するために必要な訪問ノード数を比較検討した。
Barabasiらによって1999年に提案された、スケールフリーネットワークを生成し、その上でどちらの方法がより効率的かコンピューターシミュレーションを用いて調査し、総当りの方法の方が若干の有効性を示すことが確認された。
また、1次元ネットワーク上のパケット流に対する数理モデルである最適速度モデルにおける最適速度関数を決定するため、実験動画像に対してエッジ抽出フィルターを用いてパケットの位置を計測し、そのパラメータを計測した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 本田 泰: "スケールフリーネットワーク上の交通流"第8回交通流シミュレーションシンポジウム講演概要集. 33 (2002)

  • [文献書誌] 海老原 慎也: "一次元交通流画像からのOV関数決定"第8回交通流シミュレーションシンポジウム講演概要集. 13 (2002)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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