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2003 年度 実績報告書

コンポーネントベースソフトウェア開発におけるコンポーネントの探索に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14780239
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

高田 眞吾  慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (60273843)

キーワードコンポーネント / 再利用
研究概要

近年注目されているコンポーネントベースのソフトウェア開発(Component-based Development)では,既存のコンポーネントの利用により高品質・高生産性が期待されている.しかし,必ずしも期待されているほどの成果をあげていない.従来の開発形態同様,コンポーネントベースソフトウエア開発でも設計などの作業を行うが,既存コンポーネントの利用が重要な位置を占めるのにも関わらず,設計作業とコンポーネントの探索作業がうまく融合されていない.そこで,本研究では,これらの二つの作業が開発プロセスの中でシームレスに統合されて行えることを目指す.
本研究では,新規アプリケーションを設計しているときに,同時に再利用したいコンポーネントを探索する,という開発プロセスを基本とし,それを支援するプロトタイプツールを作成した.本ツールでは,設計はUMLのアクティビティ図を利用し,コンポーネントとしてはEnterprise Java BeansやWebサービスなど粒度の大きなものを対象とした.本ツールを利用するにあたり,開発者はまずアクティビティ図でアプリケーションのワークフローを記述する.アクティビティ図のアクションステートが一つの作業の単位となっているが,それをコンポーネントとみなし,そこから利用したいコンポーネントを探す.コンポーネントの探索にはSemantic Web技術を利用する.妥当なコンポーネントが見つかったら,それとアクションステートを対応付け,各コンポーネントを結合するアダプタを生成しアプリケーションを実行できるようにする.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Usanavasin, T.Nakamori, S.Takada, N.Doi: "A Multi-Faceted Approach for Searching Web Applications"Proc.of 2^<nd> IASTED International Conference on Information and Knowledge Sharing (IKS 2003). 247-252 (2003)

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公開日: 2005-04-18   更新日: 2016-04-21  

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