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2002 年度 実績報告書

広域都市圏における密度指標としての公共的緑地の充足度評価

研究課題

研究課題/領域番号 14780454
研究機関滋賀県琵琶湖研究所

研究代表者

山本 佳世子  滋賀県琵琶湖研究所, 研究企画部門, 研究員 (60311445)

キーワード土地利用 / 土地利用規制 / 公共的緑地 / GIS(地理情報システム) / 広域都市圏 / 都市密度 / 大都市圏縁辺部 / 琵琶湖集水域
研究概要

本研究は、これまでの一連の緑地の充足度評価についての研究や、土地利用及び土地利用計画の解析評価についての研究成果を基盤とし、わが国及び東アジア、東南アジアにおける5ヶ所程度の広域都市圏を対象として、密度指標としての公共的緑地の充足度評価を行うことを目的とした。
平成14年度には、以下の段階の研究活動を行った。
1.研究の構成及び手順の考案
まず国内外の先行研究や、行政資料・調査報告書等を収集して文献調査を行った。そしてこの成果をもとに、国内外の行政関連部局へのヒアリング調査や緑地整備計画や緑化政策に関する資料の収集を行い、本研究の構成及び手順を確立した。また合わせて国内外の候補地域でフィールドワーク調査を行い、本研究の対象地域となる広域大都市圏を5ヶ所程度選定した。
2.評価の枠組み及び評価方法の開発
前述の申請者のこれまでの一連の緑地充足度評価についての研究や、土地利用及び土地利用計画の解析評価についての研究成果を基盤とし、評価の枠組みを構築した。またGISを利用した本研究独自の評価方法を開発し、これまでの研究過程で作成した既存の電子地図データを使って、評価方法の妥当性を検討した。この段階で評価方法に修正が必要であるのか、確認を行なった。
3.データベースの整備
本研究の解析評価に必要な基礎データを収集して、GISによりこれらを本研究で利用可能な電子地図データの形態に加工し、データベースの整備を行った。また合わせてこのデータベースをもとに、各広域都市圏において予備的な評価を行った。具体的には、各広域都市圏における土地利用特性のマクロレベルでの把握や、中心地からの距離帯ごとにみた土地利用の遷移状況の予備的な解析等を行った。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 山本佳世子: "琵琶湖集水域における市街化に着目した土地利用基本計画の土地手用規制の評価"ランドスケープ研究. 66・5(印刷中). (2003)

  • [文献書誌] 山本佳世子: "大都市圏縁辺部における交通施設近接性を考慮した土地利用計画の検討-琵琶湖集水域を対象に-"環境情報科学. 32・2(印刷中). (2003)

  • [文献書誌] 山本佳世子: "街区レベルの近傍関係を考慮した市街化予測方法に関する研究 -大都市圏縁辺部としての琵琶湖集水域を対象に-"お茶の水地理. 44(印刷中). (2003)

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公開日: 2004-04-07   更新日: 2016-04-21  

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