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2014 年度 実績報告書

環境調和型生産システムの構築法および運用法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 14F04714
研究機関神戸大学

研究代表者

貝原 俊也  神戸大学, システム情報学研究科, 教授 (70289114)

研究分担者 KUIK Swee  神戸大学, システム情報学研究科, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2014-04-25 – 2016-03-31
キーワードサプライチェーン / 環境調和型生産 / サステナビリティ
研究実績の概要

本年度は,まず,環境調和型生産システムについて,特に日本とオーストラリアの環境への対策や社会的意識に関する比較なども踏まえ,国内外における研究のサーベイや国際的な実例調査を行い,対象とする問題の整理・体系化を実施することで適切な課題の抽出を実施した.また,初年度に申請している環境調和型生産システム実験モデル構築用計算機を利用し,数理的観点からシステム最適化や離散型シミュレーション技術を適用し,製品のライフサイクル全体における消費者までを含めたクローズドサプライチェーンの全体最適化を目指し,提案するリユース・リサイクル・リプロダクション戦略を内包するモデルの構築を行った.そして,これらの調査や構築するモデル仕様などについて,海外における国際会議にて発表を行い,新たな知見の獲得を行った.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究実績にも記載のとおり,当初の予定にあったリユース・リサイクル・リプロダクション戦略を内包する数理モデルの構築を終えている.また,昨年度の調査や構築するモデル仕様などについて,国際会議にて発表を行うことができたため.

今後の研究の推進方策

今後は,環境調和型生産システムについて,今までに検討した計算機モデル仕様をベースにモデルの構築と実装を行っていく.その際,まずは小規模なパイロットモデルを作成し,各社のリユース・リサイクル・リプロダクション戦略についてシステム最適化やシミュレーション評価によりその基本特性解析を実施する.また,対象とする環境調和型生産システムの規模を徐々に大規模化し,実データに基づく評価につなげていく予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Stochastic decision model of the remanufactured product with warranty2015

    • 著者名/発表者名
      Kuik, SS, Kaihara, T. and Fujii, N.
    • 雑誌名

      IAENG International MultiConference of Engineers and Computer Scientists

      巻: 1 ページ: CD-ROM

    • 査読あり

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公開日: 2016-06-01  

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