現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
上述の,研究実績の概要で記したように,私は今期大統一理論に関する研究を2つ仕上げた。これは,ミネソタ大学のKeith Olive氏,Jason Evans氏,Jiaming Zheng氏と仕上げたものである。予定されていたように,ミネソタ大学に長期出張し,そこで研究を開始し,今期中に2つの仕事を終わらすことが出来たことから,当初想定していたよりも順調に仕事を行えたのではないかと考えている。それに加えて,ドイツDESYのポスドク研究員である白井智氏とも別個に2本の論文を,また名古屋大学の久野純治氏,長井亮氏とも1本の論文をそれぞれ仕上げることができた。さらに,2つの国際会議での口頭発表,1つの国内会議でのポスター発表,Kavli IPMU, Academia Sinica, National Taiwan University, National Central University, 益川塾,早稲田大学にてセミナーを行った。このように,数多く発表の機会をいただけたことも,自らの研究を同分野の人々に広めることができたという点で,研究計画の進展に一役買ったのではないかと考えている。
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