研究課題
近年、航空交通需要は増加の一途をたどり、現在の航空管制システムでは、航空管制官のワークロードの限界、安全性への脅威等、様々な問題が顕在化しつつある。そのため、航空管制官のワークロードを軽減し、安全性を確保した上で交通容量の拡大を図るには、航空管制システムの自動化が不可欠となる。昨年度は、航空管制官の主な役割である航空機のコンフリクト検出および回避手法として、確率的最適制御手法を新たに構築した。そこで平成27年度は、昨年度に構築した確率的最適制御手法を拡張し、複雑な運動モデルの扱いが可能となるように、アルゴリズムの汎用性を高めた。そして、拡張した確率的最適制御手法を、「コンフリクトフリー軌道最適化」だけでなく「混雑空港への着陸機の到着順序最適化」へ応用した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Journal of Guidance, Control, and Dynamics
巻: 39 ページ: 326-338
10.2514/1.G001227